ピーコ兄貴一周忌 |
未だ自責の念の日々を送っておりました。
あの日、去年の6月23日、いつもと変わらぬ日でした。
朝一緒に通勤し、帰りに連れて家に帰るのが日常でした。
仕事の時も、休日の日も変わらずに。
捨てられた仔ですので外で生活していた為か室内飼いは嫌がり、毎日日が暮れるまで仕事場の周りで自由に過ごしていました。
あの日もいつもの様にピーコ兄貴を仕事場へ連れて行き、帰りに迎えに来るまで自由に雑木林やゴルフ場などで自由に遊んでいる筈でした。
虫の知らせなんでしょうかね、その日に限ってうちの父が仕事場に様子を見に行き、ピーコ兄貴の変わり果てた姿を見つけました。
仕事場の前で車に跳ねられてしまいました。
道路を怖がり近付かないので安心していたのに、あの日に限って道路に出てしまったみたいです。
ホントね、全然外傷は無かったんです。
寝てるみたいでした。
でも起きてくれませんでした。
ただ抱きしめてあげる事しか出来ませんでした。
あの日一緒に居てあげられたらこんな事にならずに済んだんじゃないかとずっと後悔しています。
時間はあっという間に過ぎ1年経ちました。
シロちゃんがピーコ兄貴の子供を生み、みんな良い仔に育ちました。
ピーコ兄貴の子供達や皆様の温かい心遣いが心の隙間を少しづつ埋めてくれました。
悲しい出来事を思い出すと涙が出ますが、笑って思い出を話せる様になりました。
1年の今日を区切りに、ピーコ兄貴の話は今日で最後にします。
皆様、ありがとうございました。
そしてピーコ兄貴、ありがとう。
めぐり合えて本当に良かったよ。
明日は通常更新に戻ります。